事業団の発掘と整理
発掘調査の最新情報
高崎競馬場(たかさきけいばじょう)遺跡
平成29年4月 調査
高崎市岩押町地内
平成29年4月1日~平成30年3月31日
平成29年度コンベンション施設整備事業等に伴う埋蔵文化財の発掘調査
群馬県企画部コンベンション推進課
弥生・平安・中近世
高崎競馬場遺跡はJR高崎駅の南東約850mに位置し、高崎駅東口から東毛地域へ延びる国道354号線の南側にあります。
今年度の調査は、調査期間は平成29年度4月から平成30年3月末までを予定し、随時調査を進めていく予定をしています。
4月は、競馬場跡地西部にあたる1区南側の調査に着手しました。ここでは、中近世・古代・弥生時代の遺構が確認されています。
弥生時代の遺構として、礫を敷いた墓である礫床墓が検出されました(写真1・2)。礫床墓は、微高地上に現在4基確認されており、低地側では石が投げ込まれた井戸や中近世以降の遺構と考えられる土坑・溝等が検出されています(写真3・4)。
4月下旬には、1区東側の表土掘削に取り掛かりました。現在、天明3年(1783年)に降下した浅間A軽石(As-A)、天仁元年(1108年)に降下した浅間B軽石(As-B)が確認されています西に向かうにつれ削平され、確認されるのは部分的でした。5月は、1区東側の1面(As-A下)・2面(As-B下)の遺構検出作業に入っていきます。
今年度の調査は、調査期間は平成29年度4月から平成30年3月末までを予定し、随時調査を進めていく予定をしています。
4月は、競馬場跡地西部にあたる1区南側の調査に着手しました。ここでは、中近世・古代・弥生時代の遺構が確認されています。
弥生時代の遺構として、礫を敷いた墓である礫床墓が検出されました(写真1・2)。礫床墓は、微高地上に現在4基確認されており、低地側では石が投げ込まれた井戸や中近世以降の遺構と考えられる土坑・溝等が検出されています(写真3・4)。
4月下旬には、1区東側の表土掘削に取り掛かりました。現在、天明3年(1783年)に降下した浅間A軽石(As-A)、天仁元年(1108年)に降下した浅間B軽石(As-B)が確認されています西に向かうにつれ削平され、確認されるのは部分的でした。5月は、1区東側の1面(As-A下)・2面(As-B下)の遺構検出作業に入っていきます。
高崎競馬場遺跡調査事務所 090-2654-4624