事業団の発掘と整理
発掘調査の最新情報
植栗山根A(うえぐりやまねえー)遺跡、植栗中原(うえぐりなかはら)遺跡、小渕沢B(こぶちざわびー)遺跡ほか
令和7年9月 調査
調査場所
吾妻郡東吾妻町大字植栗
調査期間
令和7年9月1日~令和7年10月31日
主な時代
縄文、古墳、中世
遺跡の内容
今回調査の対象となるのは、植栗山根A遺跡・植栗中原遺跡・小渕沢B遺跡です。これらは、いずれも県道植栗伊勢線沿いにあります。
小渕沢B遺跡の2区から調査を開始し、1128年に噴火した浅間山の火山灰(As-Kk)と想定される火山灰の混じった土で埋もれた溝・土坑・ピットや、6世紀初頭にあった榛名山の噴火に伴う火山灰(Hr-FA)に直接埋もれる形で出土した大型の壺などが見つかっています(写真1・2)。現在は植栗中原遺跡の5・6区の調査を進めており、As-Kk混土で埋まったピットや土坑などが検出されています。令和元年度に行われた隣接する周辺遺跡の調査では、複数の竪穴建物や古墳も検出されており、今後も新たな発見が期待できます。
小渕沢B遺跡の2区から調査を開始し、1128年に噴火した浅間山の火山灰(As-Kk)と想定される火山灰の混じった土で埋もれた溝・土坑・ピットや、6世紀初頭にあった榛名山の噴火に伴う火山灰(Hr-FA)に直接埋もれる形で出土した大型の壺などが見つかっています(写真1・2)。現在は植栗中原遺跡の5・6区の調査を進めており、As-Kk混土で埋まったピットや土坑などが検出されています。令和元年度に行われた隣接する周辺遺跡の調査では、複数の竪穴建物や古墳も検出されており、今後も新たな発見が期待できます。
連絡先
植栗山根A遺跡ほか 発掘調査事務所 070-4458-0365