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下里見上ノ原(しもさとみうえのはら)遺跡

令和7年9月 調査
調査場所
高崎市下里見町
調査期間
令和7年4月1日~令和8年3月31日
主な時代
縄文、弥生、古墳、奈良、平安、中・近世
遺跡の内容
弥生時代中期の竪穴建物(写真1)が検出されました。栗林式土器の土器片(写真2、3)が多数見つかっています。栗林式土器は焼く前に磨くのが特徴で、表面がほかの土器と比べてつるつるしています。勾玉(写真4)も見つかっています。竪穴建物中央付近の赤くなっている部分は炉(写真5)です。この炉の周辺からは多数の炭化物(写真6)が出土しました。
連絡先
下里見上ノ原遺跡発掘調査事務所 070-4458-0366
写真1 23号竪穴建物 
写真2 栗林式土器(甕)
写真3 栗林式土器
写真4 石製勾玉
写真5 炉
写真6 炉から出土した炭化物