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棟高漆街道遺跡(むなだかうるしかいどう)遺跡

令和7年6月 調査
調査場所
高崎市棟高町
調査期間
令和7年4月1日~令和7年8月31日
主な時代
古代、中世
遺跡の内容
棟高漆街道遺跡の3区では、獣骨を埋葬した墓坑1基が検出されました。墓坑の年代は、埋土に天仁元(1108)年の浅間山噴火で降下した軽石(As-B)が多量に含まれているため、これ以降の埋葬であることが分かりました。専門家に見ていただいたところ、成獣のイノシシかブタの可能性が高く、非常に残りが良いとのことでした。性別などの詳細は取り上げ後の観察に委ねられました。
連絡先
三ツ寺鍛冶街道遺跡調査事務所 070-2655-7412
1 獣骨の出土状況
2 専門家による鑑定の状況