事業団の発掘と整理
発掘調査の最新情報
綿貫金堀(わたぬきかなほり)遺跡
令和7年4月 調査
調査場所
高崎市綿貫町
調査期間
令和7年4月1日~令和7年4月30日
主な時代
古墳、近現代
遺跡の内容
綿貫金堀遺跡は、高崎市綿貫町にある高崎量子研究所内にあります。ここは全長100m以上ある岩鼻二子山古墳があった場所ですが、明治から昭和の初めにかけて、陸軍の火薬製造所の建設により削平されたと考えられ、古墳に関係する遺構は何も残っていませんでした。
火薬製造所関係では、土管を使った水路の一部が見つかりました。また、火薬製造所の建物に使ったものを再利用したと考えられるレンガが集中しているところが、2ヶ所確認されています。製造所名が入った耐火煉瓦や刻印のある赤レンガも多く確認されており、火薬製造で使われたと考えられる陶器製の硫酸の瓶等も見つかっています。
古墳はなくなっていましたが、古墳に立て並べたと考えられる円筒埴輪の破片が数点見つかりました。
調査は4月末で終了しました。
火薬製造所関係では、土管を使った水路の一部が見つかりました。また、火薬製造所の建物に使ったものを再利用したと考えられるレンガが集中しているところが、2ヶ所確認されています。製造所名が入った耐火煉瓦や刻印のある赤レンガも多く確認されており、火薬製造で使われたと考えられる陶器製の硫酸の瓶等も見つかっています。
古墳はなくなっていましたが、古墳に立て並べたと考えられる円筒埴輪の破片が数点見つかりました。
調査は4月末で終了しました。
連絡先
綿貫金堀遺跡発掘調査事務所 070-4458-0365