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玉科(たましな)遺跡

令和7年4月 調査
調査場所
東吾妻町大字川戸
調査期間
令和7年4月~令和7年5月
主な時代
縄文、古墳、平安
遺跡の内容
4月は、昨年度から継続している縄文時代の竪穴建物と古墳の調査を行いました。縄文時代の竪穴建物は数棟が重複している様子が窺え(写真1・2)、隣接する深沢遺跡と合わせて大きな集落が広がっている可能性があります。
古墳は1号墳の基礎部分の調査を行ったところ、礫を一面に敷き詰めている様子が窺えました(写真3)。また、1号墳と2号墳の間の土坑から馬具(轡・辻金具)が出土しました(写真4)。
今後は竪穴建物の調査と旧石器の調査を行います。
連絡先
玉科遺跡発掘調査事務所 090-2654-3558
写真1 1区 5・10・18号竪穴建物調査状況
写真2 1区 14・20号竪穴建物調査状況
写真3 1区 1号墳基礎部分の調査状況
写真4 1区 41号土坑馬具出土状況