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下里見上ノ原(しもさとみうえのはら)遺跡・下里見中原(しもさとみなかはら)遺跡

令和7年4月 調査
調査場所
高崎市下里見町
調査期間
令和7年4月1日~令和8年3月31日
主な時代
縄文、弥生、古墳、奈良、平安、中・近世
遺跡の内容
下里見中原遺跡では、弥生時代中期から平安時代にかけての竪穴建物が多数見つかっています。その中にめずらしいつくりのカマドをもつ平安時代の竪穴建物がありました。このカマドの煙道は、底を打ち欠いた甕(かめ)を入れ子のように重ねてつくられています。煙道に使われている土器は、粘土で頑丈に固められて、土器に接する部分が赤く焼けていました。
連絡先
下里見中原遺跡発掘調査事務所 070-4458-0366
1 39号竪穴建物カマド正面から
2 39号竪穴建物カマド横から