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東上之宮(ひがしかみのみや)遺跡・西上之宮(にしかみのみや)遺跡

令和7年3月 調査
調査場所
伊勢崎市東上之宮町
調査期間
令和6年4月1日~令和7年3月31日
主な時代
縄文、弥生、古墳、奈良、平安、中・近世
遺跡の内容
西上之宮遺跡3区では、古墳時代の自然河道の調査を行いました。
東上之宮遺跡9区では、5基の古墳などを調査しました。このうち3号古墳と9号古墳、2号古墳と5号古墳は、時期の異なる古墳がそれぞれ重なっていました。5号古墳は5世紀代の方墳で、周堀が埋没した後、6世紀後半に墳丘を利用して円墳の2号古墳が築造されていました。2号古墳には2カ所の埋葬施設があり、鉄鏃などの副葬品が出土しました。また、縄文時代では、前期の竪穴建物6棟や土坑などか見つかりました。
連絡先
西上之宮遺跡発掘調査事務所 090-2655-7726
1 東上之宮遺跡9区5基の古墳調査状況
2 東上之宮遺跡9区2号古墳の埋葬施設
3 東上之宮遺跡9区5号古墳調査状況
4 縄文時代前期の竪穴建物遺物出土状況