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保渡田押出(ほどたおしだし)遺跡

令和7年3月 調査
調査場所
高崎市保渡田町
調査期間
令和6年4月1日~令和7年3月31日
主な時代
古墳、古代、中・近世
遺跡の内容
古墳時代後期から近世までの遺構を調査中で、この調査面での全容はほぼ判明しました。3月上旬に一般公開を実施し、竪穴建物や水路、道路跡などについての現地解説や、室内での出土品展示を行いました。現在、竪穴建物は55棟が確認され、古墳時代後期から平安時代後期まで続く集落ということがわかっています。また、1棟の竪穴建物からは鍛冶跡とみられる出土品がみつかり、集落内で鉄器製作が行われていたことが明らかになりました。
連絡先
保渡田押出遺跡発掘調査事務所 070-2656-7361
1 現地で竪穴建物について解説
2 写真パネルと出土品を展示