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東上之宮(ひがしかみのみや)遺跡・西上之宮(にしかみのみや)遺跡
令和7年2月 調査
調査場所
伊勢崎市東上之宮町
調査期間
令和6年4月1日~令和7年3月31日
主な時代
縄文、弥生、古墳、奈良、平安、中・近世
遺跡の内容
西上之宮遺跡3区では古墳時代の水田(6世紀初頭)と、その下層から自然河道が発見されました。河道は幅6.2mで、古墳時代前期(4世紀代)の甕に混じって20点前後の自然木を含む木器が出土しました。木器類には「ほぞ穴」が刻まれているものがあり、建築材として利用されたものと思われます。東上之宮遺跡10区では、中世の水田や溝が確認されたほか、より下層には1108年の浅間山噴火に伴う火山灰(As-B)に覆われた水田が広域に広がっていました。
連絡先
東上之宮遺跡発掘調査事務所 070-2655-7726