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玉科(たましな)遺跡

令和7年2月 調査
調査場所
吾妻郡東吾妻町大字川戸
調査期間
令和6年11月1日~令和7年3月31日
主な時代
縄文、古墳、奈良、平安、中・近世
遺跡の内容
2月の調査は1号墳(写真1)と縄文時代の竪穴建物や遺物包含層の調査をおこないました。1号墳の石室内(写真2)からは鉄製品が数点見つかりました。また古墳の外側に幅約1.2~1.5m・深さ約40~50㎝程の周溝を確認することができました。縄文時代の竪穴建物は、中期の勝坂式の時期のものと考えられます(写真3)遺物包含層の調査(写真4)では、中期土器を中心に数多くの遺物が出土しました。
連絡先
玉科遺跡発掘調査事務所 090-2654-3558
写真1 1号墳全景(古墳時代)
写真2 1号墳石室全景(古墳時代)
写真3 2号竪穴建物遺物出土状況(縄文時代)
写真4 遺物包含層検出作業(縄文時代)