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金井水頭山(かないすいとうさん)遺跡
令和6年11月 調査
吾妻郡東吾妻町金井
令和6年10月1日~令和6年12月31日
古代、中世
11月は2面目の調査を開始しました。調査区の西端には自然の流路が流れており、底部付近から古代の遺物が見つかっています。流路の上部には1128年に発生した浅間山の噴火に伴う軽石(As-Kk)が堆積しており、その時点ではほとんど埋まっていたことがわかりました。流路の東側では古代の竪穴建物や中世の掘立柱建物、土坑などが見つかっています。竪穴建物は、東側もしくは北側にカマドが造られるものが多いようです。今後も竪穴建物を中心に調査を進めていきます。
水頭山遺跡発掘調査事務所 090-2654-3558