事業団の発掘と整理
発掘調査の最新情報
保渡田押出(ほどたおしだし)遺跡
令和6年11月 調査
高崎市保渡田町
令和6年4月1日~令和7年3月31日
古墳、古代、中・近世
古墳時代後期から平安時代の集落と埋没河川跡の調査を進めています。集落は扇状地末端の平坦地形につくられ、その中央を河川が南北に貫いています。河川跡が完全に埋没したのは江戸時代以降ですが、それ以前から洪水埋没と侵食を繰り返していたようです。地表下2mの深い場所では1108年に噴火した浅間山の火山灰が30㎝の厚さで堆積しており、少なくとも平安時代までさかのぼる河川跡と判明しました。
保渡田遺跡調査事務所 070-2656-7361