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水頭(すいとう)B遺跡
令和6年9月 調査
吾妻郡東吾妻町金井
令和6年6月1日~令和6年9月30日
縄文、奈良、平安、中世
9月は2区と3区を中心に調査を行い、溝や土坑などを確認しました。特に2区10号溝は、1108年の浅間山噴火の火山灰(As-B)を掘り込み、1128年の浅間山噴火の軽石(As-Kk)で埋没していることから、使用されていた年代を絞り込むことができました。
また、1区の1号落ち込みを拡張して調査したところ、底面から細い溝状のものを数条確認しました。このような事例は道路状遺構でよく見られますが、狭い調査面積のため、断定することはできませんでした。この遺構は古墳時代後期の竪穴建物を壊し、As-Kkで覆われています。
9月をもって、水頭B遺跡の調査は終了しました。
また、1区の1号落ち込みを拡張して調査したところ、底面から細い溝状のものを数条確認しました。このような事例は道路状遺構でよく見られますが、狭い調査面積のため、断定することはできませんでした。この遺構は古墳時代後期の竪穴建物を壊し、As-Kkで覆われています。
9月をもって、水頭B遺跡の調査は終了しました。
水頭B遺跡発掘調査事務所 090-2652-8848