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下里見中原遺跡(しもさとみなかはら)遺跡

令和6年8月 調査
調査場所
高崎市下里見町
調査期間
令和6年4月1日~令和7年3月31日
主な時代
縄文、弥生、古墳、奈良、平安、中・近世
遺跡の内容
8月は、1区南部を中心に弥生時代から古代の竪穴建物を調査しました(写真1)。古代の竪穴建物では、カマドの煙道部に2個の長胴甕を縦に架ける構造が見られました(写真2)。また、多くの建物で構築時に粘土採掘のための深い土坑を掘っています(写真3)。弥生時代の竪穴建物からは、残存状態の良い土器が出土しています(写真4)。今後に向けて中央部の遺構確認も進めており、古代を中心に十数棟の竪穴建物や掘立柱建物が重複していると想定されます。
連絡先
下里見中原遺跡発掘調査事務所 070-4458-0366
写真1 1区竪穴建物他調査状況
写真2 1区9号竪穴建物カマド転用土器調査状況
写真3 1区14号竪穴建物掘り方調査状況
写真4 1区17号竪穴建物土器調査状況