事業団の発掘と整理
発掘調査の最新情報
霜田(しもだ)遺跡・道前久保(どうぜんくぼ)遺跡・蔵畑(くらはた)Ⅲ遺跡
令和6年8月 調査
安中市上間仁田・鷺宮・安中
令和6年6月1日~令和6年9月30日
縄文、弥生、古墳、古代、中・近世
8月の道前久保遺跡と霜田遺跡では、旧石器時代の遺構、遺物の発見を目的とした確認調査を行い、縦2m×横4mの調査坑を11箇所掘削しました(写真1、2)。遺物は出土せず、霜田遺跡と道前久保遺跡の調査は終了しました。その後、蔵畑Ⅲ遺跡の調査を開始しました。ここでは、調査区一面に江戸時代の復旧坑が見つかりました(写真3)。この復旧坑は、天明3(1783)年に浅間山が爆発した際の軽石(As-A)を地中に埋め(写真4)、耕作できる土地に復旧するために掘られたものです。
蔵畑Ⅲ遺跡調査事務所 070-2815-3900