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東上之宮(ひがしかみのみや)遺跡

令和6年7月 調査
調査場所
伊勢崎市東上之宮町
調査期間
令和6年4月1日~令和7年3月31日
主な時代
縄文~平安、中・近世
遺跡の内容
9区で東西3間(約6.4m)×南北3間(約6.3m)の総柱の掘立柱建物を調査しました(写真1)。柱穴の直径は30~35㎝、深さ10~30㎝前後のものでした。その位置は平安時代の竪穴建物と重複しない中央部分にあたり、埋没土や周りの遺構との関係からほぼ同時期のものと考えられます。柱穴を埋めていた土には焼土が含まれていたもの(写真2)があり、建物が焼けた可能性も考えられます。
連絡先
東上之宮遺跡発掘調査事務所 090-2655-7726
写真1 9区掘立柱建物調査状況
写真2 9区掘立柱建物柱穴断面