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奥田鎌原(おくだかまはら)遺跡・道上(みちうえ)B遺跡・道上(みちうえ)C遺跡

令和6年5月 調査
調査場所
吾妻郡東吾妻町大字奥田
調査期間
令和6年4月1日~令和6年5月1日
主な時代
縄文、古墳、中・近世
遺跡の内容
奥田鎌原遺跡では、古墳時代の6世紀初頭の榛名山噴火に伴う火砕流に覆われた地表面の調査を行いました(写真1)。道上B遺跡では、縄文時代の竪穴建物や土坑を調査しました。道上C遺跡では、縄文時代の完形の土器が出土した土坑や陥穴(おとしあな)を調査しました(写真2)。道上B・C遺跡では、旧石器時代の調査を行いましたが石器の出土はなく、今月で発掘調査は終了しました。
連絡先
奥田鎌原遺跡他発掘調査事務所 090-2652-8848
写真1 奥田鎌原遺跡 調査風景
写真2 道上B遺跡 縄文土器出土状況