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保渡田阿弥陀(ほどたあみだ)遺跡

令和6年3月 調査
調査場所
高崎市保渡田町
調査期間
令和6年1月1日~令和6年3月31日
主な時代
古墳、古代、中・近世
遺跡の内容
3月は、6世紀初頭の榛名山二ツ岳の噴火に伴う火山灰(Hr-FA)に覆われた竪穴建物を5棟調査しました。2号竪穴建物は、カマドの延長上に細く長い溝が伸びており、さらに周囲が溝で囲まれていました。また、6号竪穴建物では、歯が3本残る人の上顎と思われる骨が出土しました。この竪穴建物のカマドは、甕がかけられた状態で見つかりました。4面にわたる調査は、今月で終了しました。
連絡先
保渡田阿弥陀遺跡調査事務所 070-2815-3900
1 2号竪穴建物の調査状況
2 2号竪穴建物と周囲を巡る溝
3 歯が残っていた骨
4 6号竪穴建物のカマド