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森下宮原(もりしたみやばら)遺跡

令和5年10月 調査
調査場所
利根郡昭和村森下
調査期間
令和5年6月1日~令和5年12月31日
主な時代
縄文~平安、中・近世
遺跡の内容
9月は第2面(古墳時代)、第3面(縄文・弥生時代)の調査を行いました。第2面では、竪穴建物17棟、掘立柱建物3棟や土坑、第3面では縄文時代前期の竪穴建物1棟、弥生時代後期の竪穴建物1棟や土坑を調査しました。縄文時代の竪穴建物は長方形で、柱穴が4カ所あり、北側柱穴間に炉を配置していました。弥生時代の土坑は円形で直径1m、深さ80㎝前後の大型土坑で、169号土坑からは壺などの土器が出土しています。
連絡先
森下宮原遺跡調査事務所 070-4458-0363
1 第2面、第3面の調査状況(上空から)
2 121号竪穴建物(縄文時代)調査状況
3 121号竪穴建物(縄文時代)炉の状況
4 169号土坑の遺物出土状況