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棚下込山(たなしたこみやま)遺跡

令和5年5月 調査
調査場所
渋川市赤城町棚下
調査原因
令和5年5月1日~令和5年5月31日
主な時代
縄文
遺跡の内容
遺跡は利根川左岸の段丘面に立地しています。調査は、6世紀中葉の榛名山噴火に伴う火山堆積物(Hr-FP)上面を第1面、同堆積層下面を第2面、ローム層上面を第3面として行いました(写真1)。第2面では土坑を確認し、第3面では縄文時代の土坑(写真2)、縄文時代中・後期の土器、打製石斧などが多数出土しました。なお、旧石器時代の確認調査を行いましたが、石器などは出土しませんでした(写真3・4)。調査は5月31日で終了しました。
連絡先
棚下込山遺跡調査事務所 070-4458-0363
写真1 第3面の調査状況
写真2 縄文時代の土坑
写真3 旧石器時代の確認調査の状況
写真4 確認調査状況(下面は自然堆積の礫層)