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三ツ寺鍛冶街道(みつでらかじかいどう)遺跡

令和5年2月 調査
調査場所
高崎市三ツ寺町地内
調査期間
令和4年5月1日~令和5年3月31日
主な時代
古墳、奈良、平安
遺跡の内容
1月に引き続き三ツ寺公園の西側の調査区を調査し、古墳時代から平安時代の竪穴建物群や掘立柱建物、溝等を確認しました。72号竪穴建物(奈良時代)からは役人が身に着ける腰帯の飾り金具が出土しました(写真1)。また、84号竪穴建物ではカマドの構築材として、土師器の甕を使用した例も確認されています(写真2)。
連絡先
三ツ寺鍛冶街道遺跡発掘調査事務所  070-2655-7726
写真1 青銅製の帯金具の出土状況
写真2 甕を構築材にしたカマドの調査状