事業団の発掘と整理
発掘調査の最新情報

８月は、11区の１面目（天明泥流下・江戸時代）と12区の２面目（中世）の調査を行いました。11区では、天明３（1783）年の浅間山噴火に伴う天明泥流で埋没した溝３条、畑、土坑１基を調査しました(写真１)。溝は３条とも東西方向に走行し、畑のサクは南北方向に整然と並んだ状態で確認されています（写真２）。12区は大治３(1128)年の浅間山噴火に伴う軽石（As-Kk）を掘り込んだ40・41号溝を確認しました(写真３・４)。