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南蛇井北原田(なんじゃいきたはらだ)遺跡・蚊沼大神分(かぬまだいじんぶん)遺跡
令和4年1月 調査
富岡市中沢・蚊沼地内
令和3年10月1日~令和4年3月31日
縄文~平安
1月は、南蛇井北原田遺跡を中心に調査を進め、各遺構の調査が終了し、遺跡全景写真撮影を行いました(写真1)。検出された遺構は、古墳時代後期から平安時代にかけての竪穴建物30棟や掘立柱建物1棟のほか、多数の土坑、ピット、縄文時代中期の土器集中箇所1カ所等です。調査区北側には東西方向に走る溝が多数検出されています。その中の1条は幅3~4mの規模があり、やや蛇行していることから自然の流路とも考えられます。溝内からは、大型の木製品が出土しました。
また、1月より南蛇井北原田遺跡の北に位置する蚊沼大神分遺跡の調査を開始しました。現在、表土掘削と遺構確認を進め、中世以降と考えられる溝が検出されています(写真2)。
また、1月より南蛇井北原田遺跡の北に位置する蚊沼大神分遺跡の調査を開始しました。現在、表土掘削と遺構確認を進め、中世以降と考えられる溝が検出されています(写真2)。
南蛇井北原田遺跡調査事務所 070-2655-7726