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南蛇井北原田(なんじゃいきたはらだ)遺跡
令和3年12月 調査
富岡市中沢・南蛇井地内
令和3年10月1日~令和4年3月31日
縄文~平安
調査地内を南北に南北に分ける農道で西側をB区、東側をC区として調査を行っています。12月の調査は、B区では古墳時代~平安時代の竪穴建物の重複が多く、重複関係を見ながら調査を進めています。その重複する竪穴建物の隙間に縄文時代中期の遺物が多量に集中する遺構が確認でき、調査を進めています(写真1)。C区は現況が水田であったため、東西に横断する水路で調査区を区切り、南からC1、C2、C3と呼び調査を進めています。B区同様に竪穴建物などの遺構が確認でき、現在までに古墳時代~平安時代の竪穴建物はC1区で6棟、C2区で4棟を確認しました。また、B区で検出された東西に延びる溝がC区内でも確認でき、調査区を東西に横断しています。
南蛇井北原田遺跡調査事務所 070-2655-7726