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東上之宮(ひがしかみのみや)遺跡

令和3年10月 調査
調査場所
伊勢崎市東上之宮町
調査期間
令和3年4月1日~令和4年3月31日
主な時代
古墳、奈良、平安、中世、近世
遺跡の内容
10月の調査は、東上之宮遺跡の第1面、天明3(1783)年の浅間山噴火に伴う火山灰や泥流直下から検出された水田や水路などの調査を終え、水田下層の第2面の確認を行いました。第2面は、近世洪水層の直下面を想定しましたが、洪水層の堆積は全域で確認できましたが、遺構は確認できませんでした。また、天仁元(1108)年の浅間山噴火に伴う火山灰(As-B)を一部確認できましたが遺構は検出されませんでした。第2面の調査では、調査区北側に台地があることが確認されました。(写真1)また、西上之宮遺跡の再開準備を開始しました。(写真2)
連絡先
西上之宮遺跡・東上之宮遺跡・樋越薬師遺跡発掘調査事務所 070-2815-3810
写真1 東上之宮遺跡 水田下調査 南から
写真2 西上之宮遺跡全景  東から