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小田沢(おだざわ)・下泉A(しもいずみえー)遺跡
令和3年9月 調査
吾妻郡東吾妻町植栗地内
令和3年9月1日~令和3年11月30日
弥生、古墳、平安、中世、近世
本遺跡は、吾妻郡東吾妻町植栗の信号から北西に350m程の距離にあり、標高は360mから370mです。9月の調査では、小田沢遺跡2区と4-1区を調査しました。調査面数は5面の予定です。2区1面の調査では中近世の溝や井戸(写真1)が検出されました。井戸は、直径70cmほどの大きさで、壁面は自然石を円形になるように組み積み上げられており、井戸の底部からは、木枠も検出されました。4-1区1面からは、中近世の土坑や溝が検出されました。その中でも28号溝(写真2)は、調査区を東から西に縦断するように、60mほど走行していました。
小田沢・下泉A遺跡発掘調査事務所 09054901699