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東上之宮 (ひがしかみのみや) 遺跡

令和3年8月 調査
調査場所
伊勢崎市東上之宮町
調査期間
令和3年4月1日~令和4年3月31日
主な時代
古墳、奈良、平安、中世、近世
遺跡の内容
8月は、東上之宮遺跡の西側の発掘調査を行いました。
天明3年(1783)の浅間山噴火に伴う降下軽石(As-A)と天明泥流を取り除いたところ、保存状態の良い水田が発見されました。ここにも東側から水田が続いていることが確認できました。水田は畦畔で区画され、水田面には草取りのために入ったと思われる足跡も確認できました。(写真1)
東上之宮遺跡の西端調査区では、幅30㎝ほどの畝が整然と並ぶ畑が確認されました。(写真2)水田に比べて1mほど高い位置にあり、畑の下には利根川の氾濫に被災した証拠である砂礫が厚く堆積していて、畑は水はけのよい場所につくられていたことがわかりました。
連絡先
西上之宮遺跡・東上之宮遺跡・樋越薬師遺跡発掘調査事務所 070-2815-3810
写真1  水田近景 東から
写真2  畑近景  西から