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西上之宮(にしかみのみや)遺跡・樋越薬師(ひごしやくし)遺跡
令和3年3月 調査
伊勢崎市西上之宮町、玉村町樋越地内
令和2年11月1日~令和3年3月31日
古墳、奈良、平安、近世
西上之宮遺跡では、中世墓の基壇の下から古墳が確認されました。古墳の墳丘を加工して、その上に大規模な盛り土を行い、中世の墓域を整備しているようです。横穴式石室の一部が残存しており、6世紀後半頃の小型円墳と推定されます(写真1)。周堀からは馬形埴輪・人物埴輪・円筒埴輪等の破片が出土しました(写真2・3)。西上之宮遺跡の調査は、来年度も継続して実施します。
樋越薬師遺跡では、中世の溝や耕作痕の調査を行いました(写真4)。これより下層での遺構は確認されず、3月末で調査を終了しました。
樋越薬師遺跡では、中世の溝や耕作痕の調査を行いました(写真4)。これより下層での遺構は確認されず、3月末で調査を終了しました。
西上之宮・樋越薬師遺跡発掘調査事務所 090-2652-8848