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綿貫41(わたぬきよんじゅういち)遺跡ほか

令和2年9月 調査
調査場所
高崎市綿貫町・岩鼻町地内
調査期間
令和2年7月1日~令和2年10月31日
主な時代
古墳~中世
遺跡の内容
綿貫41遺跡ほかは、高崎市南東部に位置しており、標高は71mほどです。高崎玉村SICの南西約2km、観音山古墳の南1.2kmにあります。前橋長瀞線を挟んで西に1・2・4・5区、東に3区と分けて調査を行っています。9月は、8月に続き3区・4区の調査を行いました。3区からは、現在のところ竪穴建物24棟、土坑30基・ピット106基を発見し調査を行っています(写真1)。竪穴建物(写真2)などの時期は、古墳時代から平安時代と考えられます。4区は4つの区画に分かれますが、そのうち3区画からは幅の広い溝を検出しました(写真3)。第2区画の溝からは、4世紀と考えられる土器が出土しています(写真4)。10月は、3・4区の調査を継続して行い調査終了の予定です。
連絡先
綿貫41遺跡調査事務所 070-2815-3810
写真1 3区北調査区全景
写真2 3区南8号竪穴建物全景
写真3 4区第2区画調査区全景
写真4 4区8号溝遺物出土状況