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前橋市0107(まえばししぜろいちぜろなな)遺跡

令和2年9月 調査
調査場所
前橋市池端町地内
調査期間
令和2年8月1日~令和2年9月30日
主な時代
縄文・奈良~近世
遺跡の内容
当遺跡の3区は標高184m~180m前後で、東側に向かって傾斜する台地上に立地します。遺構確認面は、第1面が3世紀末の浅間山の噴火に伴う軽石(As-C)を混入する黒褐色土層面、第2面はその下層の褐色シルト層面で、2面調査を実施しました。第1面では、竪穴状遺構や土坑、ピット、溝、井戸、墓等を発見し、第2面では土坑や溝、集石遺構等を発見しました。時期は古代から中近世におよぶことから、長期間にわたり生活の場として利用されてきたことがわかります。
前橋市0107遺跡の発掘調査は9月末で終了しました。
連絡先
前橋市0107遺跡調査事務所 070‐2655‐7726
写真1 3区西の遺構確認状況(第2面)
写真2 竪穴状遺構の調査状況(3区西)