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多田山東(ただやまひがし)遺跡

令和2年7月 調査
調査場所
伊勢崎市赤堀今井町内
調査期間
令和2年4月1日~令和2年9月30日
主な時代
古墳、古代、中世
遺跡の内容
7月の調査は、4区の旧石器時代の調査(写真1)と5区東側の調査を行いました。旧石器時代の調査では暗色帯まで掘り下げ、文化層の有無を確認しましたが、石器等は出土しませんでした。5区東側の調査では、土坑22基、ピット14基、溝1条を検出しました(写真2)。土坑、ピットについては共伴する遺物がなく時期は不明ですが、調査区を南北に走行する溝からは、古墳時代(5世紀末~6世紀前半)の遺物が良好な状態で数多く出土しました(写真2)。今後の調査は、5区の西側部分の調査と県道を挟んだ多田山東遺跡の東側に隣接する今井北原遺跡1区の調査を行っていきます。
連絡先
多田山東遺跡発掘調査事務所090-5490-1699
写真1 4区旧石器トレンチ断面(南から)
写真2 5区東側全景(上が南)
写真3 5区48号溝遺物出土全景(北から)
写真4 5区48号溝出土遺物近接(東から)