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綿貫(わたぬき)41遺跡
令和2年6月 調査
高崎市綿貫町地内
令和2年4月1日~令和2年6月30日
古墳時代~中世
綿貫41遺跡は、高崎市南東部の沖積低地に立地しており、標高は73m程です。高崎玉村SICの南西約1.5㎞、観音山古墳の西300mにあります。県道前橋長瀞線を挟んで東に1・2・3・4区、西に5・6・7区と分けて調査を行いました。調査区は店舗や住宅地、畑地、水田に隣接しています。6月は、1・2・3南・7区の調査を継続して、4区を新に調査しました。1区では古代の竪穴建物が2棟、2区から続く溝が2条、土坑4基、ピット22基を発見しました(写真1)。2区では、古墳の周堀の調査をさらに進めました。3区南からは、3区北から続く溝4条、土坑4基、ピット48基を発見しました(写真2)。7区では、1号墳の調査を進めて全容が明らかになりました(写真3)。また、4区は調査地が狭いためトレンチ調査を実施しました。各調査区で旧石器確認調査を行い(写真4)、分散して剥片3点が出土しました。6月で調査を終了しました。
綿貫41遺跡調査事務所 070-2815-3810