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前橋市0107(まえばししぜろいちぜろなな)遺跡

平成30年12月 調査
調査場所
前橋市池端町地内
調査期間
平成30年12月1日~平成30年12月31日
調査原因
平成30年度(一)南新井前橋線二期工区道路改築事業(地方道・連携)に伴う埋蔵文化財の発掘調査
委託者
前橋土木事務所
主な時代
古墳・古代・中世・近世
遺跡の内容
当遺跡の調査区は、東側と西側の2か所に分かれています。東側調査区では、近世のピット(写真1)や、平安時代と近世の井戸跡及び多数の土坑が発見されました。西側調査区では、南北方向に流れた流路跡が発見されました。流路跡の西壁沿いでは、古墳時代の土器と平安時代の土器(写真2)が集中して出土しました。出土した遺物から、調査区の西側周辺には、6世紀及び9世紀代の集落が存在していたことが推測されます。遺跡の調査は12月末で完了しました。
連絡先
公益財団法人 群馬県埋蔵文化財調査事業団 0279‐52‐2511(代)
写真1 東側調査区西半部分全景(西から)
写真2 流路跡内の平安時代の土器出土状況