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植栗中原(うえぐりなかはら)遺跡2・植栗山根A(うえぎりやまねえ-)遺跡・小渕沢B(こぶちざわび-)遺跡

令和2年6月 調査
調査場所
吾妻郡東吾妻町大字植栗字中原、植栗山根、小淵沢地内
調査期間
令和2年4月1日~令和2年11月30日
主な時代
縄文~中世
遺跡の内容
植栗中原遺跡2・3区西側の調査では、古墳時代以降の調査を行い竪穴建物2棟、土坑・溝・ピット等が発見され終了しました(写真1)。現在は、縄文時代及び旧石器時代の遺構・遺物を検出するための調査を継続しています。
小渕沢B遺跡では、調査区南側で古墳時代の榛名山二ツ岳噴火の際に降下したと考えられる火山灰(Hr-FA)の堆積が認められました。また、同調査区域では、竪穴建物(写真2)・土坑・溝等が発見されています。竪穴建物は、埋没土上層に大治3年(1128)の浅間山噴火に伴う降下軽石(As-Kk)が堆積していました。
 調査区北側では、古墳時代前期から平安時代までの竪穴建物等を調査しています。
写真1 植栗中原遺跡2 3区西全景写真
写真2 小渕沢B遺跡 1号竪穴建物全景写真