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本郷満行原(ほんごうまんぎょうはら)遺跡・本郷広神(ほんごうひろかみ)遺跡

令和2年5月 調査
調査場所
高崎市本郷地内
調査期間
令和2年4月1日~令和2年5月31日
主な時代
縄文・古墳・奈良・平安・中世・近世
遺跡の内容
本郷満行原遺跡の眼下に広がる低位部にある本郷広神遺跡は、これまでの発掘調査で天仁元年(1108)年の浅間山の噴火に伴うAs-Bに埋没した水田が発見されています。今回の調査でも東側に傾斜する谷地に沿って棚田状の水田が造られていたことが確認できました。調査地は多量の湧水があり、ポンプによる継続的な排水を行いながらの調査となりました。この豊富な湧水を利用して水田耕作がされていたと考えられます。また、土器片や瓦片等も出土していますが、台地上の古代集落から廃棄もしくは流入したものと思われます。
なお、本郷満行原遺跡、本郷広神遺跡の発掘調査は予定どおり5月で終了しました。
連絡先
本郷満行原遺跡調査事務所 070‐2655‐7726
1 低地部で調査が進む本郷広神遺跡
2 天仁元年(1108)年の浅間B軽石に埋没した水田