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宮久保(みやくぼ)遺跡

令和2年5月 調査
調査場所
安中市上間仁田地内
調査期間
令和2年4月1日~令和2年6月30日
主な時代
縄文~中世
遺跡の内容
宮久保遺跡ではA~D区の4つの調査区を設定し、5月は主にB~D区の調査を進めました。写真1の一番奥がA区で、手前側がD区となります。
B~D区では、過去に発生した山崩れの痕跡が確認されました。写真2の壁面に見えている黄色ロームが山崩れの層で、その下の黒色土から縄文土器の破片が出土しており、遺構の確認作業を進めています。山崩れによる層は、天仁元(1108)年の浅間山の噴火に伴うAs-Bと3世紀末頃の浅間山の噴火に伴うAs-Cを含む層に挟まれているため、この間の時期に山崩れが発生したと考えられます。
連絡先
宮久保遺跡調査事務所 090-2652-8848
写真1 宮久保遺跡調査区全景
写真2 D区の遺構確認作業