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発掘調査の最新情報

本郷満行原(ほんごうまんぎょうはら)遺跡

令和元年8月 調査
調査場所
高崎市本郷地内
調査期間
平成31年4月1日から令和元年8月31日
調査原因
平成31年度 社会資本整備(活力・重点)西毛広域幹線道路に伴う埋蔵文化財の発掘調査
委託者
高崎土木事務所
主な時代
縄文・古墳・奈良・平安・中近世
遺跡の内容
 本遺跡は、榛名山南東麓(高崎市北部の本郷町)に位置しており、榛名山水系により南北に刻まれた谷地形が発達する烏川左岸の台地上に立地しています。標高は、170mほどです。
 8月は、平安時代面の竪穴建物の調査の継続と、縄文時代面の調査を進めました。今月の調査では、平安時代の竪穴建物の中には、円筒埴輪の一部をカマドに使った竪穴建物(写真1)が発見されました。縄文時代面の調査では、前期の竪穴建物3棟を調査しました。竪穴建物からは、磨製石斧(写真2)や深鉢(写真3)などが出土しました。発掘調査は、旧石器時代のトレンチ調査(写真4)を行い、8月末で終了しました。
連絡先
本郷満行原遺跡調査事務所 070-2655-7412
写真1 D区竪穴建物カマド全景(西から)
写真2 C区磨製石斧出土状況
写真3 C区縄文土器測量状況
写真4 D区旧石器トレンチ調査状況