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東宮(ひがしみや)遺跡

令和元年6月 調査
調査場所
長野原町川原畑地内
調査期間
令和元年6月1日~令和元年9月30日
調査原因
八ッ場ダム建設工事に伴う埋蔵文化財の発掘調査
委託者
国土交通省関東地方整備局八ッ場ダム工事事務所
主な時代
縄文・近世
遺跡の内容
本遺跡は、吾妻川左岸の山麓緩斜面に立地し、標高は530m前後を測ります。
今月から旧国道145号線を5区、旧JR吾妻線沿いと旧町道部分を8区として調査を開始しました。
5区は、国道の建設により天明泥流堆積物下の旧地表面の大部分が削り取られている状況が確認できました。僅かに残存している箇所からは、畑が検出されています。さらに下層からは縄文時代の土器や石器が検出されており、遺構の存在が予想されます。
8区は天明泥流堆積物下から建物跡や道、溝、石垣などの遺構が検出されました。これらの遺構は過去の発掘調査で隣接区から検出されたものと繋がることが予想されます。その他、材木置場なども認められました。
連絡先
東宮遺跡調査事務所 070-4458-0363
写真1 5区表土掘削作業風景(南から)
写真2 8区遺構確認調査風景(北から)