事業団の発掘と整理
発掘調査の最新情報
本郷満行原(ほんごうまんぎょうはら)遺跡
令和元年6月 調査
高崎市本郷地内
平成31年4月1日~令和元年8月31日
平成31年度 社会資本整備(活力・重点)西毛広域幹線道路に伴う埋蔵文化財の発掘調査
高崎土木事務所
縄文・弥生・古墳・奈良・平安・中近世
本遺跡は、榛名山南東麓(高崎市北部の本郷町)に位置しており、榛名山水系により南北に刻まれた谷地形が発達する烏川左岸の台地上に立地しています。標高は、170mほどです。
平成29年度の調査において、8世紀初頭~前半、8世紀後半~9世紀初頭の瓦が多量に出土しました。そのため、寺院跡と想定して今年度も継続調査を行っています。隣接調査区には、本郷広神遺跡、本郷上ノ台遺跡、本郷鶴楽遺跡が挙げられます。
6月は、C区の1号~3号建物跡の詳細調査を行いました。また、C区では土馬(写真1)が出土しました。頭部だけのとても小さなものでした。他には、中近世の土坑墓(写真2)の調査をしました。D区では、20棟ほどの古代の竪穴建物(写真3)や溝等の調査を進めています。竪穴建物の中には、カマド袖の中に補強材として瓦を何枚か使っているものがありました。6月中旬には、1号~3号建物跡の空中写真撮影を行いました。7月も引き続き、竪穴建物の調査を進めていきます。発掘調査は、今年度8月末までの予定です。
平成29年度の調査において、8世紀初頭~前半、8世紀後半~9世紀初頭の瓦が多量に出土しました。そのため、寺院跡と想定して今年度も継続調査を行っています。隣接調査区には、本郷広神遺跡、本郷上ノ台遺跡、本郷鶴楽遺跡が挙げられます。
6月は、C区の1号~3号建物跡の詳細調査を行いました。また、C区では土馬(写真1)が出土しました。頭部だけのとても小さなものでした。他には、中近世の土坑墓(写真2)の調査をしました。D区では、20棟ほどの古代の竪穴建物(写真3)や溝等の調査を進めています。竪穴建物の中には、カマド袖の中に補強材として瓦を何枚か使っているものがありました。6月中旬には、1号~3号建物跡の空中写真撮影を行いました。7月も引き続き、竪穴建物の調査を進めていきます。発掘調査は、今年度8月末までの予定です。
本郷満行原遺跡調査事務所 070-2655-7412