事業団の発掘と整理
発掘調査の最新情報

本郷満行原(ほんごうまんぎょうはら)遺跡

平成31年4月 調査
調査場所
高崎市本郷地内
調査期間
平成31年4月1日から平成31年8月31日
調査原因
平成31年度 社会資本整備(活力・重点)西毛広域幹線道路に伴う埋蔵文化財の発掘調査
委託者
高崎土木事務所
主な時代
縄文・弥生・古墳・奈良・平安・中近世
遺跡の内容
本遺跡は、榛名山南東麓(高崎市北部の本郷町)に位置しており、榛名山水系により南北に刻まれた谷地形が発達する烏川左岸の台地上に立地しています。標高は、170mほどです。平成29年度の調査において、8世紀初頭~前半、8世紀後半~9世紀初頭の瓦が多量に出土しました。そのため、寺院跡と想定をして今年度も継続調査を行っています。隣接調査区には、本郷広神遺跡、本郷上ノ台遺跡、本郷鶴楽遺跡が挙げられます。
4月の調査は、C区1号~3号建物跡の詳細調査、D区の中世の道路、同じくD区の古代末~中近世の土坑など調査を行いました。
今年度の発掘調査は、8月末まで行う予定です。
連絡先
本郷満行原遺跡調査事務所 070-2655-7412
C区1号建物調査風景(南から)
D区1号道路調査風景(南から)