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蔵畑(くらはた)Ⅳ遺跡

令和8年9月 調査
調査場所
安中市鷺宮・大竹地内
調査期間
令和8年5月1日~令和8年9月30日
主な時代
縄文~古墳時代、古代、中近世
遺跡の内容
9月は弥生時代後期の竪穴建物3棟について、引き続き調査を行いました。火災によって焼失した弥生時代後期の竪穴建物では、壁面の一部が平滑に整えられ、硬化している状況を確認しました(写真1)。同様の壁面は、同時期に比定できる別の竪穴建物でも確認されています。これらは、当時の竪穴建物がどのようにつくられていたのかを復元するうえで、重要な情報となります。
また、焼失した竪穴建物では、柱穴と柱痕の関係が断面から明瞭に確認できました(写真2)。柱が立った状態のまま腐食したことで、このような状況が生じたと考えられます。竪穴建物の構築過程を明らかにするうえで重要な情報となります。
このほか、2つの炉が隣接してつくられている状況や、同じ場所に複数回にわたって炉が構築された状況も確認されました。なお、調査は今月で終了しました。
連絡先
蔵畑Ⅳ遺跡・竹鼻遺跡調査事務所 070-2815-3900
写真1 平滑に整えられ硬化した竪穴建物壁面
写真2 断面からみる柱穴と柱痕