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三ツ寺鍛冶街道(みつでらかじかいどう)遺跡

令和7年11月 調査
調査場所
高崎市三ツ寺町
調査期間
令和7年10月1日~令和7年11月30日
主な時代
古代
遺跡の内容
三ツ寺鍛冶街道遺跡2D区の171号竪穴建物では、4本の柱穴のうち1か所の上面から平坦な礫が検出され、柱を支えた礎板石と考えられます。礎板石下を掘削したところ、他の3か所と同様の柱穴が検出されました。埋土の様相から柱穴を埋め戻した後に、脇から平坦な礫を差し込んでいるものと判断されました。恐らくは、根腐れなどで地中部を欠いた柱の補強を目的とした修復の痕跡と考えられます。
連絡先
三ツ寺鍛冶街道遺跡調査事務所 070-2655-7412
1 礎板石出土状況
2 礎板石下埋土状況