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下里見上ノ原(しもさとみうえのはら)遺跡
令和7年8月 調査
調査場所
高崎市下里見町
調査期間
令和7年4月1日~令和8年3月31日
主な時代
縄文、弥生、古墳、奈良、平安、中・近世
遺跡の内容
8号墓(写真1)は、弥生時代後期の礫床木棺墓(れきしょうもっかんぼ)です。この墓からは水色のガラス小玉(写真2)と樽式土器(たるしきどき)(写真3)が数点ずつ出土しました。出土した土器のうち、2つの高杯(たかつき)は欠けたところがほぼない完全な形(写真4)でした。右側の土器は、赤く塗られています。この時代の高杯は杯部(はいぶ)と脚部(きゃくぶ)の大きさが同じくらいになるのが特徴です。
連絡先
下里見中原遺跡発掘調査事務所 070-4458-0366