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保渡田橋場(ほどたはしば)遺跡

令和7年7月 調査
調査場所
高崎市保渡田町
調査期間
令和7年4月1日~令和7年9月30日
主な時代
古代
遺跡の内容
1区では、北から南に向って広がる谷地(幅約100m、深さ約2m)の調査を行いました。谷地の中には、平安時代の終わり近く(1108年)に降った浅間山の火山灰(As-B)が堆積していましたが、さらに掘り下げたところ、その下の層から水場の施設が出土しました。湧水点と考えられる窪地や水流の調節に使ったと考えられる木杭の列が見つかり、7~8世紀の土師器や須恵器が大量に出土しました。
連絡先
三ツ寺鍛冶街道遺跡ほか調査事務所 070-2655-7412
1 谷地調査風景
2 木杭列