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荒子(あらこ)遺跡

令和7年7月 調査
調査場所
伊勢崎市香林町
調査期間
令和7年5月1日~令和8年1月31日
主な時代
旧石器、平安、中・近世
遺跡の内容
市道を境に、西から東へ1区から4区の調査区を設定しました。1区には大間々扇状地Ⅰ面の低地部があり、低地部の西側台地で掘立柱建物2棟が確認されています。それぞれの建物は柱穴が重複しており、建て替えが明らかでした。低地部では古代の洪水で埋もれた水田、溝が確認されただけですが、古墳時代以後断続的に水田耕作されたものと思われます。
4区では南北方向に道跡が確認されています。路面は計3面があり、第2面の路面は途中陶磁器砕片や瓦片を混ぜた砂質土で路盤整備されていました。この他、土坑や柱穴の調査と並行して、旧石器の確認調査を開始しています。
連絡先
荒子遺跡発掘調査事務所 070-2655-7726
1  1区 掘立柱建物調査状況
2  4区 1号道調査状況