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下里見上ノ原(しもさとみうえのはら)遺跡
令和7年6月 調査
調査場所
高崎市下里見町
調査期間
令和7年4月1日~令和8年3月31日
主な時代
縄文、弥生、古墳、奈良、平安、中・近世
遺跡の内容
現在、弥生時代後期につくられた礫床木棺墓(れきしょうもっかんぼ)が6基検出されています。礫床木棺墓は弥生時代後期の墓で、礫(小石)を敷きつめて、その両端と両側に4枚の板を立てた、底のない長方形状の埋葬施設です。5号墓(写真1)は四方を溝で囲まれており、墓からは鉄釧(てつくしろ)(写真2)、鉄剣(写真3)、濃紺色のガラス小玉(写真4)が出土しています。
連絡先
下里見中原遺跡発掘調査事務所 070-4458-0366