事業団の発掘と整理
発掘調査の最新情報
井野岡貝戸(いのおかがいど)遺跡
令和7年4月 調査
調査場所
高崎市井野町天神
調査期間
令和7年4月1日~令和7年4月30日
主な時代
弥生、古墳、奈良、平安、中・近世
遺跡の内容
本遺跡は高崎市の市街地から北へ約5㎞、JR井野駅から東へ約300mに位置します。遺跡南側約200mには榛名山麓より流れ出る最大の河川である井野川が流れています。
調査は道の拡幅部分であるため調査範囲は狭小で、竪穴建物などの大型遺構はその全容を明らかにすることができませんでしたが、古墳時代から奈良・平安時代にかけての竪穴建物3棟、竪穴状遺構1棟、畑1区画、土坑23基、ピット3基を検出しました。1号竪穴建物は、炭化材が多く出土していることから焼失したと考えられます。遺物は樽式土器やS字状口縁台付甕の小片が出土しています。
調査は道の拡幅部分であるため調査範囲は狭小で、竪穴建物などの大型遺構はその全容を明らかにすることができませんでしたが、古墳時代から奈良・平安時代にかけての竪穴建物3棟、竪穴状遺構1棟、畑1区画、土坑23基、ピット3基を検出しました。1号竪穴建物は、炭化材が多く出土していることから焼失したと考えられます。遺物は樽式土器やS字状口縁台付甕の小片が出土しています。
連絡先
井野岡貝戸遺跡発掘調査事務所 090-2654-3558