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下里見中原(しもさとみなかはら)遺跡・下里見上ノ原(うえのはら)遺跡・下里見大通(おおどおり)遺跡

令和7年3月 調査
調査場所
高崎市下里見町
調査期間
令和6年4月1日~令和7年3月31日
主な時代
縄文、弥生、古墳、奈良、平安、中・近世
遺跡の内容
3月は、上ノ原遺跡では礫床木棺墓(れきしょうもっかんぼ)を継続して調査し、貴重な銅製釧(くしろ)や鉄製釧(くしろ)、ガラス小玉などが出土しました。円形の周溝を持つものもありました(写真1)。旧石器の確認調査も行いましたが、遺物は出土しませんでした。
中原遺跡も2月に引き続き、弥生時代から平安時代までの竪穴建物を調査しました(写真2)。令和7年度も調査を継続します。
連絡先
下里見中原遺跡発掘調査事務所 070-4458-0366
写真1 下里見上ノ原遺跡 礫床木棺墓調査状況
写真2 下里見中原遺跡 竪穴建物調査状況