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東上之宮(ひがしかみのみや)遺跡

令和6年11月 調査
調査場所
伊勢崎市東上之宮町
調査期間
令和6年4月1日~令和7年3月31日
主な時代
縄文、弥生、古墳、奈良、平安、中・近世
遺跡の内容
9区で、伊勢崎地区では珍しい弥生時代中期の竪穴建物を調査しました。長さ3.75m・幅2.98m・深さ10cm程の小判型でした(写真1)。中央部分には長さ0.8m、幅0.65m程の地面が焼けた楕円形の炉を確認しました。炉の上には、長甕の胴部分と思われる土器が潰れた状態で見つかりました(写真2)。締まって硬い明確な床面や、柱穴等は確認出来ませんでした。
連絡先
東上之宮遺跡発掘調査事務所 070-2655-7726
写真1 弥生時代の竪穴建物の調査状況
写真2 炉周辺の調査状況